宿曜27宿

柳宿

柳宿

読み:りゅうしゅく

和名:ぬりこぼし

インド名:アーシュレシャー

頭の回転が早く、人の心を読み取る宿。
ミステリアスな魅力で、交渉の上手なつかみ上手タイプ。
一貫性に欠けるので、興味の対象はすぐに変化する。

概要

柳宿の概要

柳宿は南方を守る霊獣朱雀の嘴に当たり、料理の味付けを司るという意味があります。
十二宮では、「蟹宮」に四足とも属しています。母性的で目的意識が強く、活動的な「蟹宮」の影響を最も強く受ける宿です。
「七曜」では「月」で、「月」は変化する心を示し、敏感で繊細な感受性を示します。
人体の中では「歯」に当たります。
星図で見るとこの星座は、海蛇座ヒドラの頭部に位置しています。海蛇座はとにかく長い星座で、その長く並んだ星は柳の枝を連想させるのに十分である。ギリシャ神話でも9つの頭をもつ海蛇ヒドラの姿をかたどっています。
柳宿生れのあなたは、27宿中最も「財産運」・「交渉運」に恵まれています。

柳宿の基本的性格

謎めいたミステリアスな魅力があり、頭の回転が敏速なあなたは、人の心を読み取るスベに長けた人。心の繋がりを大切するタイプなので、情に厚く身内を大切にするでしょう。一度興味を持ったことには病的なほどに執着しますが、一貫性に欠けるところがあるので、興味がなくなるとあっさり次へシフトしてしまう気分屋です。また、思い込みの激しさや、情に流されやすい面が災いして周囲が見えなくなってしまうことも多いでしょう。優しい心配りをしながら人を和ませることが得意ですが、その反面、人を急き立てたり、落ち着きがなかったり、生理現象のようにヒステリックになったりと、感情が湧き出てしまうので周囲から誤解を招きやすいのは難点でしょう。

柳宿の原典

法合軟眼饒睡性霊 梗戻嗜瞋不伏人欺 又好布施亦好解脱 耽著情事難得心腹