宿曜27宿

奎宿

奎宿

読み:けいしゅく

和名:とかぎぼし

インド名:レヴァティー

金銭感覚がしっかりしていて蓄財に長けた宿。 心を動かされると、とりつかれたように没頭する。 ロマンスに溺れやすい傾向があるので注意して。

月と年の運勢

奎宿の月運

「衰」の月 (3月29日~4月27日)

低空飛行で気力が今一つの運気。「衰」とは衰弱、悲恋を意味する。
この時期は、物事が先に進まず予定や計画も変わりやすく八方塞がりに。また、自分と人を比べて執拗に落ち込んだり、不安な気持ちに襲われるのもしばしば。神経に障る出来事があっても、自己コントロールをしっかりして吉。
また、些細なことが気になって集中力が散漫になりやすく、ノスタルジーの渦にはまり込んでしまう事もあり不安定で無気力な状態が続く。虚栄心からつまらない出費がかさむ事も。寂しいからといって長電話や衝動買いは凶。
仕事面では、精神的にストレスを感じることも多く、ハードワークになる恐れが。私生活を楽しもうとする気力も減少気味。
災難回避のコツは、心身ともにゆっくりと休養をとること。また、節制が衰運回避のカギとなる。
この時期は、準備や情報収拾をする月と心得て。ワガママな態度や行動がもとで信用を失う暗示もあり、とくに焦りは衰運を増幅させるので注意。また病気と縁がある月なので体調管理は徹底して。
恋愛面では、不満や欲求が高まる時期。思いと通りにならないと、浮気な気分に陥ったり、昔の恋人の近況が気になったりする。恋愛中の人は、なかなか相手の気持ちを気遣ってやることができない時期なので、一人の時間を優先させるのが得策。

奎宿の年運

「胎」の年 (2025年1月29日~2026年2月16日)

28年に一度訪れる「来世のターニングポイント」となる。
問題や悩みも徐々に解決に向かい、環境や状況が目に見えて好転する暗示。
新しいサイクルに入る「胎」の年は、廃れたものは整理して新しい試みをしたり、感覚や心の反応に目を向けるのに適している。物事に対する受容力を高めることが大事。いろんな人の意見を取り入れ、見聞を広め、自分自身を高める努力を。
何かと刺激的なこの時期は、未来のビジョンを思い描いたり、長期的な計画を練るとよい。自分の信念に従って懸命に取り組むことで、新たなアイデアや目標が生まれてくる。
心がワクワクする出会いの暗示があり、自分の将来について自ずと目を向ける出来事も。自分の居場所は何処なのか、もう一度考えてみたり、発想の転換が開運の鍵となる。