宿曜解説

占星盤について

占星盤について

宿曜占星術で相性や運勢を占う際、必要不可欠なものが占星盤です。占星盤を用いて宿同士の関係を明らかにしたり、日々の吉凶を占います。ここでの説明を理解し、各宿のページにある占星盤を活用して、日々の生活に役立てましょう!

以下の7つの区分が占星盤を知る上での重要な基盤となります。

命・業・胎の関係

命の関係

図1:命の占星盤
図1:命の占星盤

まず、自分の本命宿(ここでは昴宿)の下に「命」を合わせます。求めるのは「命の関係」ですから、占星盤上で命の上に位置する宿を27宿のうちから探します。

当然ですが、「命の関係」となるのは相手も同じく昴宿であった場合です。

「命の関係=昴宿」

業の関係

図2:業の占星盤
図2:業の占星盤

"業"の上にある宿は翼宿です。

「業の関係=翼宿」

胎の関係

図3:胎の占星盤
図3:胎の占星盤

"胎"の上にある宿は斗宿です。

「胎の関係=斗宿」

「命・業・胎」の関係は以上のように導きます。

それ以外の関係には、「近距離・中距離・遠距離」という距離の概念が加わります。

27宿の周(昴~胃の周)の内側にある三九の秘法の周(命~親の周)には、自分の本命宿から見て「栄・親」、「友・衰」、「安・壊」、「成・危」の関係にあたる宿はそれぞれで6宿ずつあります。

それらを「近距離・中距離・遠距離」と分けるには、命から6つの宿までの距離を見ます。

命に一番近いところが「近距離」。逆に一番遠いところが「遠距離」。真中が「中距離」です。

実際に以下の図より、他の宿との関係を確認してみましょう。

栄・親の関係

図4:栄・親の占星盤
図4:栄・親の占星盤
近距離の栄・親の関係
「栄=畢宿」
「親=胃宿」
中距離の栄・親の関係
「栄=女宿」
「親=張宿」
遠距離の栄・親の関係
「栄=軫宿」
「親=箕宿」

友・衰の関係

図5:友・衰の占星盤
図5:友・衰の占星盤
近距離の友・衰の関係
「友=婁宿」
「衰=觜宿」
中距離の友・衰の関係
「友=星宿」
「衰=虚宿」
遠距離の友・衰の関係
「友=尾宿」
「衰=角宿」

安・壊の関係

図6:安・壊の占星盤
図6:安・壊の占星盤
近距離の安・壊の関係
「安=参宿」
「壊=奎宿」
中距離の安・壊の関係
「安=危宿」
「壊=柳宿」
遠距離の安・壊の関係
「安=亢宿」
「壊=心宿」

成・危の関係

図7:成・危の占星盤
図7:成・危の占星盤
近距離の成・危の関係
「成=壁宿」
「危=井宿」
中距離の安・壊の関係
「成=鬼宿」
「危=室宿」
遠距離の安・壊の関係
「成=房宿」
「危=底宿」